ツボ刺激がタブーである場合
腰痛で長らく悩んでいる方には、足ツボでの刺激が劇的な効果を生み出すことがよくあります。しかし、同じ腰痛でも、さまざまな原因による腰痛があり、その原因次第では、ツボ刺激の効果が得られない場合もあります。
ツボ効果の得られる腰痛としては、主に、姿勢の悪さや不慣れな動作によって起こった痛み、長時間の運転や準備不足で運動したことによるしびれや痛みの場合です。
ツボが腰痛に効かない場合とは、老化による変形性脊椎症など骨の異常による病気の場合であり、この場合には、足ツボはおろか、全身のツボでもやはり効果を得ることは出来ないようです。
その他、胆のう炎や癌でも腰痛が発生することがありますが、これらの痛みの場合もツボ刺激での効果は期待できないようです。むしろ、自宅など自家療法に頼り、ツボ刺激のみで対処しようとしていたばかりに、治療が手遅れになることもありますから、注意が必要です。
ツボ刺激療法を、ある身体のコンディションにおいては避けたほうがよい場合もあります。
熱があるときや極端に身体が衰弱している時には、ツボ療法はお休みにしておいた方がよいでしょう。また治療の直後に入浴したり飲酒をすることも避けたほうがよい行為です。ツボにより身体が調整されるには一定のインターバルが必要であり、直後の外的刺激はツボ効果を妨げることになります。ツボ療法の後には、身体の老廃物がスムーズに排出されるように、水分を十分に摂ることが望ましいかと思います。
ツボ療法に対して、まだ治療に慣れていない段階では、身体の方が順応できていません。そのために治療後に身体が重く、あるいはだるくなったり、熱っぽく感じたりすることもあります。しかしこのような感じ方は、翌日には解消しているはずですから、さほどの心配は無用でしょう。身体の方が順応していけば、徐々にこのような症状や感じ方は消えていきます。
もし、それでもなかなか解消されない場合には、刺激量が多すぎるのかもしれません。刺激量を少しコントロールしたほうがいいでしょう。
その他、足ツボがタブーとされる場合として、足を怪我している場合や、脳出血、脳血栓の直後、心臓病や重い腎臓病、悪性腫瘍、妊娠中、不整脈がある場合などが挙げられます。このような症状の時には、ツボ刺激をしてはいけません。
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